弊社では、お茶ノ水にグリーンバックで動画収録ができるスタジオを用意しています。
ロケーションは神田明神にほど近く、収録にお越しの際はお参りをされて行かれるお客様も多いです。
神田明神は、日頃からお参りや婚礼で賑わっていますが、特に年末年始は参拝客でいっぱいになりますので境内の参道にある本社に辿り着くのも一苦労となります。
主な設備
照明はLED照明が2基あります。グリーンバックで撮影の際はメガネが注意です。ブルーライトカットや中には、レンズに色を入れているメガネもあり、どうしても反射してしまうので反射を抑える工夫が必要です。今、ウェブ会議で美顔照明カメラという円形の照明がありますが、メガネに丸いライトが反射して明るい室内にはお気に入りの観葉植物を置いています。それから電子ピアノを1台置いてます。
グリーンバック、ビデオカメラ、照明、マイク、オーディオミキサー、32インチモニタ、24インチモニタ、パソコン数台など。
簡単にご紹介いたします。
グリーンバック:グリーンバック(クロマキー合成)で動画を収録すると、編集時に背景の合成がとてもしやすくなります。グリーンバックにする理由は壁が汚いわけでもないですが、白い壁でそのまま撮影することもできます。
なぜ背景の合成を行うかというとテーマにあった画像を背景に入れることができるということが1番の理由です。たくさんの動画を撮ることを考えるといつも同じ背景というのも味気ないので、背景画像を変えて雰囲気を変えるということもあります。
背景にする画像は無料のものや使用権を購入するものもあります。
ビデオカメラ:4K以上の高画質が撮れるビデオカメラも出て来ておりますが、容量も大きくなるので日頃は4Kまでは使っていません。動画の搭載先の仕様に合わせる形が多いですが、中にはかなり小さなファイルにする必要がありビットレートをかなり落としてエンコードする場合もあります。YouTubeにアップするのであれば、編集するパソコンがパワフルであれば高画質のエンコードでも問題ないかと思います。
照明:照いたりします。
マイク:ピンマイクをワイヤレスシステムでビデオカメラに飛ばしたりオーディオインターフェースに飛ばし音声を収録します。コンデンサーマイクやダイナミックマイクも保有しておりますが、我々の環境では一番良いピンマイクを使っています。
オーディオミキサー:2人を撮影する場合にピンマイクからミキサーを通しています。1人のプレゼンターの場合は、ビデオカメラにピンマイクの音声を収録しています。
モニター:32インチはプロンプター代わりに利用しています。読み上げ原稿なしで講義・プレゼンテーションを行う方は、10名に1人いるかどうかでなので、ほぼ原稿を用意してそれを読みあげながら動画収録をします。
パソコン:Power Pointで作成している資料を利用する場合が多いので投影するためにパソコンを使います。
撮影への挑み方
講師の方のコンディションが撮影に大きく影響します。コンディションというのは当日のということだけではなく、どの程度、プレゼンテーション慣れしているかということも含みます。読み上げ原稿を用意していたとしても、いわゆる噛んだり、正しく読み上げられないということもあります。ですので、撮影前のセッティング中でも良いので講師の方が読み上げ原稿を事前に声を出して読んだ方が望ましいです。完璧に読み上げられるということは、ほぼないと考えた方が良いです。その方が余計な力も入らないでしょうし。一度、講義収録してみて、滑舌良くなかったところがあったから、一部、撮り直しても、うまく発音できるとも限りません。やり直すほど、疲れてきて話せなくなる可能性も高まります。
座って講義するか、立って講義するか。立った方が声が出やすいという方であれば立って収録した方が良いかも知れませんが、学習教材としては、あまり立つ意味はないのです。何か描きながらという場合もペンタブレットを使っています。身振り手振り、派手に動くことができる方はそうにいないと思います。
そして椅子に座る場合は、上着の袖にボタンがある場合は、腕の上げ下げで、机にボタンがぶつかり、カチャカチャ音がしてしまうので注意が必要です。
マイクはピンマイクを使用します。ピンマイクに髪の毛が被さらないように注意します。
遮音室にはなっていないので、外で大きな音がする際は音が収まるまで収録をストップさせていただくこともあります。
読み上げ原稿とは別にPowerPointスライドの学習内容をHDMIで別モニターに出力します。プロダクションスイッチャーにパソコン操作を録画することによりアニメーションを含めたスライド操作を収録することができます。ビデオカメラで講師を収録し、プロダクションスイッチャーでスライド操作画面を録画しています。
リクエストがあれば2カメで撮ることも可能です。
一回のプレゼン(講義)でOKの方もいますし、部分部分を撮り直す方もいます。失敗しないように緊張しながらやるよりは取り直せると思ってリラックスして講話された方が良いです。
プレゼン(講義)時間は、仕上がりで例えば、1時間見込んでいても、40分程度で終わってしまうでしょう。一人で話しているだけなので、見込んでいた時間よりも短い仕上がりになりがちなものです。
対話形式の収録も可能です。応対ができるので、あらかじめ話の筋や質問事項、回答案などを想定しておき、あとは本番収録は会話に集中できると自然体で良いお話ができると思います。
制作物
ここではグリーンバックでの収録をメインにしているので講義動画やウェブカンファレンス用のプレゼンテーション動画、社内周知事項、YouTubeにアップするプロモーション動画を主に収録しています。
お客様から委託を受けて収録する動画と当社もeラーニングコンテンツメーカーでもあるので自社の製品の収録を行っております。
依頼の仕方と準備すること
フォームより「動画コンテンツ検討したい。」とお問い合わせをください。
プレゼンター(講師):スライド原稿はある。話し手がいない。読み上げ原稿があれば当社でプレゼンターをご用意することは可能です。しかしながら、自社の内容になることが多いのでイントネーションや、抑揚の入れどころなどは日頃、業務に携わっている方の方が良いです。読むことに注力しないよう伝える気持ちを持ってプレゼンテーション(講義)していただければOKです。
スライド原稿の編集:ご希望があればスライド原稿を再編集させていただきます。文字は多くならないように、できれば図や画像を利用しレイアウトをさせていただきます。
また当方で内容的にアサイン可能な講師等がいれば原稿作成そのものもご支援させていただきます。
まとめ
御茶ノ水駅からほど近い場所でクロマキー合成動画を作成することができます。原稿を用意するのが難しい、話す人がいない。といったことでコンテンツ化を諦めてはいないでしょうか。動画を活用した学習やコミュニケーションを行うことは、リモートワークが定着している今、有効な手段となります。基本的にはパワーポイント資料を使ってプレゼンテーションをするということだけですので、進め方が見えたら、一度やってみたら、意外とすんなりできることもあるかと思います。是非とも億劫がらずにご相談してみてください。
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